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光について Part 21

④歴史的には、いっけん絶対的に権威のある宗教の戒律や国家の法律があったとしても、もし、その時々の状況に合わせた柔軟な変更をしてゆかない場合には、どこかの段階で、そうした宗教や国自体がなくなってしまうことがある

 次には、これは短いスパンだと、なかなか、わかりづらいことも多いのですが、実は、どんなに絶対的に権威のある宗教の戒律や国家の法律のようなものがあったとしても、長い年月の間には必ず、どこかの段階で無理や不具合が生じるものなので、結局、いろいろあっても、そうした点については変更になるか、あるいは、もし、そうした変更が全くできない場合には、そうした戒律や法律を有効にしている宗教や国自体がなくなってしまうことが多いということです。

 つまり、たいていの宗教的な戒律や国の憲法や法律のようなものは、何らかの特権を持つような一部の人々の利益や都合のためか、あるいは、多くの人々の利益や都合のためか、また場合によっては、神仏の意思や教えなどに基づいて決められたものであることが多いのですが、ただ長い年月の間には、その時々の状況に合わせて、ある程度、柔軟にそうした決まり事のようなものは、全体の利益が損なわれないような形で変更してゆくようにしておかないと、結局、あまりにも多くの人々が、不便や不利益を感じるようになっていたり、あるいは、そうした共同体以外のところから何らかの脅威や競争が生じている場合には、どこかの段階で多くの人々の不満や、あるいは、他の地域の人々との戦争や競争などによって、そうした戒律や法律を有効にさせている宗教や国自体がなくなってしまうことがあるということなのです。

 

 続く・・・・

 

Cecye(セスィエ)

2014年12月6日 9:04 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 宗教、道徳 / 政治 / 知恵、正しさ



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