Light Symbol

光について Part 19

②霊的には、光には、闇の要素が含まれていて、また闇にも光の要素が含まれているようなところがある

 二つめは、これは前にも少し述べたことがあるのですが、実は、本当に霊的に見た場合には、光には、闇の要素が含まれていて、また逆に闇にも光の要素が含まれている、というような少し変わった物の見方が成り立つようなところがあります。

 つまり、たいてい光と闇とか、プラスとマイナスなどというように様々な物事を何らかの基準に基づいて、対称的な二つの要素に分けて考えようとした場合には、いっけん、まるで全く別のものの考えられるような、それぞれの要素の中には、それとは全く対称的な要素が必ず含まれてくるような物事の性質があるものなのです。

 幾つか具体的な例をあげると、例えば、電気のプラスとマイナスであれば、違うのは、せいぜい電子の流れる向きだけで、本当は同じ電子が流れているだけであるとか、自由主義と共産主義の違いであれば、大局的に見た場合には、結局違うのは、一時的な方法論の違いだけで、最終的な目的は、多くの人々の平和や健康や幸福や豊かさの実現で、本当は同じ目的を目指しているのであるとか、男と女の違いであれば、違いは、せいぜい肉体の形や性格の違いだけで、結局、ほぼ同じような人間の性質を持っていて、ほぼ同じような人間的な幸福を目指しているのであるなどというように、たいてい、いっけん、かなり真っ正面から対立しているかのように見えるような二つの物事であっても、より根源的な目で見ると、何らかの点で共通した性質を持っているようなところがあるのです。

 このように霊的な光や闇といっても、本当は、単なる霊的な光の明るさや暗さの違いだけで、根本的なところでは、あらゆる生命が、できるだけ苦しみを避けて、幸福を求めてゆくというような点では、それほど大きな違いがないのではないか、というような考え方が成り立つようなところもあるのです(参考)。

 

 続く・・・

 

 追伸

 現在、このブログでは、霊的に見た光について、様々な観点から述べているのですが、私の霊的な仕事としても、現在、霊界の中でも、結構明るくキラキラしていた偽光界の一部を整理している最中なので、世の中全体としても、霊的にパッと明るくなったと思うと、今度は暗くなる、というようなことを何度も繰り返すような状況になっていると思われます。

 この偽光界は、一つ皮がめくれると、その裏は、全然逆さまの世界になっているというような、幸せ、不幸、幸せ、不幸・・・とか、光、闇、光、闇・・・とかなり混乱した、ごちゃごちゃ世界になっているようなので、はっきり言って、完全に整理がつくのは、まだまだ先だと思われるのですが、ただ、こうした領域が減ると、少しずつですが、多くの人々の間で、訳の分からない恐怖心や怒りや悩みや破壊衝動のようなマイナスの意識や行動は、かなり減ってゆくように思われます。

 あと、いろいろな原因で、すぐに暗く落ち込んだり、失敗したりするようなマインド・コントロールも少しずつ減らしていっているので、多分、少し前と違って、あまり暗くなりづらくなるような精神的な変化を体験している人もいるかもしれません。

 それから少し頭の中が、あまりごちゃごちゃせずに、少しすっきりした感じで考えられるようになってきた人もいるかもしれません。

 全体的な感想としては、特にこれまでの時代には、普通の人々の知性や人間性や能力を著しく押し下げておいて、よく調べてみれば、それほど大した知性や人間性や能力があるわけでもないような一部の人々を、一種の特権階級のように持ち上げてきたように思われるので、まだまだ短期的には、いろいろ大変なことも多いかもしれないのですが、長期的には、多くの人々が、より豊かに幸せに過ごしてゆけるような世界に変わってゆくのではないか、と考えております。

 

 それと私個人としては、相変わらず、かなり時間がなくて、現在も、なかなかメールの返信はしづらい状況になっています。

 季節は、パッと寒くなったり、暖かくなったり、多少不安定なのですが、みなさんも、お体には気をつけて、楽しい季節をお過ごしください。

 

Cecye(セスィエ)

2014年12月4日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 宗教、道徳 / 知恵、正しさ



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