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「天命」について Part 9

⑤個人を越えた国家や団体や企業などにも、何らかの霊的なミッションがあることがある

 五つめは、これはあまり言われていないようなのですが、実は、霊的には、その時代その時代、また、その国や地域や、あるいは、企業や団体といった集団ごとに、「特にこれだけは、この時代に、しっかり発達させておかないといけない」、とか、「この国では、今こうした国のレベルに上ってゆかないといけない」、とか、「この問題の解決だけは、しっかり行っておかないといけない」、とか、「この技術の問題点だけは、この時代にしっかり解決しておかないといけない」、とか、「こういう製品やサービスをうまく提供させないといけない」、とか、「こういう事業が、ビジネスやNPOとして立ち上がっていないといけない」、とか、「こういうアートが、この時代には、どうしても必要だ」、とか、「この病気の根絶だけは、しっかりやらないといけない」、などというような、言ってみれば、個人を越えた国家や時代や事業や団体としての使命のようなものがあることがあります。

 ところが、これは、霊的なミッションのようなところがあるので、地上の世界において、実際にやってみようとすると、想像以上に遥かに困難な道筋になってしまうこともあれば、いろいろな事情でうまく行かなくなることもあるし、また、何かの影響で、それが全く思いもしなかったような別の問題を生み出してしまうこともよくあることなので、はっきり言って、かなり大変なことも多いのですが、ただ、基本的には、どの時代にも、どの国や地域にも、また、どの企業や団体のようなものにも、そうした霊的なミッション、もしくは、社会的なミッション、天命のようなものがある、ということが言えるようです(時折、そもそも最初から不必要なものや、何らかの改革が必要なものもあるとは思いますが・・・)。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2014年3月14日 9:07 PM, 人生観、世界観 / 宗教、道徳



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