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Q&A 歴史上の偉人や有名人の生まれ変わりについて Part 2

 また、その人にとって、ものすごく興味や思い入れのある国や時代や、あるいはその反対に、もうパッと反射的に強い嫌悪感や恐怖感を感じたりするような国や時代に関しては、おそらく過去、何らかの形でそうした国や時代に生まれていたか、あるいは、何らかの形で関わっていた可能性が高いということが言えるようです(一部の人々は、現在のアセンションの影響で、特にここ十数年ぐらいの間に、こうした国や時代に対する好き嫌いの感覚が、かなり正反対に近いくらい大きく変わってしまった人もいるのではないか、と思われます)。

 地球の歴史の中でも、特にここ数百年ぐらいの間の歴史だと、結構どこそこに○○という人がいて、こんな仕事や生活をしていた、ということぐらいは分かるケースも多いので、おそらく現代であれば、ひょっとすると、よく調べてみれば、何らかの形で自分の過去生の記録を知ることができたり、また場合によっては、その国や地域では、そこそこ有名人だったようなケースも、結構あるように思われます。

 

 それから、これはあまり知られていないと思うのですが、時折、「歴史上の偉人や有名人=神仏や天使」のような説明をする人がいるようなのですが、この世的には全く無名であるにも関わらず、霊的、あるいは、もっと高次の視点で見ると、「もし、その人が一生懸命、その仕事をしていなかったら、後々、その国の人々が大惨事を被るような大変な事態になっていただろう」とか、「もし、その人達の地道な活動がなかったら、その後のその地域の人々の幸せは全くなかっただろう」というように、この世的には全く無名であるにも関わらず、霊的には、非常に重要な使命を果たしているような人々も、世の中には結構いるものなのです。

 そうした人々は、この世的には全く知られていないにも関わらず、死後の世界である霊界では、大変な偉人や聖人のような扱いを受けていることもあるので、霊的には後世、名前が残ったから偉大な人物で、そうでなかったら、ただの凡人であるというような話は、かなり怪しいところがあります。

 つまり霊的には、この世的な知名度や名声とは全然関係なく、生前、その人が、いったいどのような気持ちで、どのような行為をしてゆき、そして、それが多くの人々や生き物達に、いったいどのような影響を与えたのか、ということが、そのままその人の霊的な評価になってゆくようなところがあるのです。

 ですから、そうした観点から見る限り、「歴史上の偉人や有名人=神仏や天使」というような物の見方というのは、霊的には、かなり間違った物の見方であるということが言えるでしょう。

 

 あと霊的には、あまり表立った形で、「自分は、誰それの生まれ変わりだ。だから自分を信じ、崇めなさい」というようなケースについては、かなりの確率で、あまり本当ではないケースが非常に多いように思われます(そういうことは、たいてい周りの人々や後世の人々が、いつの間にか自然に言い出すような話で、当の本人は軽く受け流したり、やんわりと否定しているケースが多いものです)。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2014年2月22日 9:07 PM, Q&A(短答編) / スピリチュアリズム、霊界



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