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常に感謝の心を忘れない Part 18

⑦感謝の気持ちを出発点にして、できるだけ多くの人々や生き物達を幸せにしてゆくような愛の行為を心掛けてゆき、より豊かで幸福な社会の実現を目指してゆく

 それから七つめは、これが最も重要なのですが、感謝の気持ちを持つことは大事だが、そうした感謝の気持ちは、それを具体的なお礼や賛辞の言葉にしたり、具体的な感謝の行為や、報酬の支払いや、何らかの正当な恩返しに当たるような行為をしてゆくことで、初めて、大きな愛の循環として、多くの人々や生き物達の間や、世の中全体を照らす幸せや豊かさの連鎖を作り出すようになってゆくということです。

 これは考えてみれば、当然のことなのですが、単に一人一人の人間が、感謝や愛の心で生きているだけでは、それは、まだ個人の範囲に留まっていることになるのですが、それが、何らかの形で言葉や行為として、現実の世界に表された後に、初めて、この物質世界では、次々と多くの人々や生き物達や、世の中全体を明るく照らす光の輪になってゆくわけです。

 これを宗教的な言葉だと、「感謝報恩」とも言うのですが、要は、自分が足ることを知って、感謝や愛の気持ちで満ち足りて、大きな幸福感や豊かさの感覚を実感したのであれば、今度は、それを何らかの形で、できれば、自分に愛を与えてくれた人のみならず、それ以外の身の回りの人々や生き物達や、まだ会っていない多くの人々や生き物達にまで、少しでも多く与え返してゆくことができれば、それによって、さらに多くの人々が、より幸せとなり、より平和で豊かな社会が実現してゆく、そうした感謝や愛の無限の連鎖によって、より豊かで幸福な社会が実現してゆくのではないか、ということなのです。

 

 今回で感謝の話は、いったん、おしまいです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2013年11月15日 9:01 PM, 宗教、道徳 / 愛について



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