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常に心穏やかであれ Part 2

②1時間ぐらいは、何かに集中して、没頭できるようなトレーニングをしてみる

 二つめは、これは、あまりやったことのある人は、少ないかもしれないのですが、本を読むことでもいいし、何か問題や課題を解くようなことでもいいし、また、まとまった仕事を集中してこなしてゆくようなことでもいいし、あるいは、何かのアートや趣味のようなものに没頭することでもいいし、さらには、何らかのスポーツのトレーニングでも全く構わないのですが、とにかく、一定時間(20〜30分から1時間ぐらいで十分です)、あまり他のことに気を散らないような形で、何か一つのことに集中し続けるようなトレーニングをすることが、とても大切になります。

 これは、はっきり言って、学校の勉強とは全然関係ないので、成績の良し悪しとは、ほとんど関係ないのですが、ただ、こうした精神的な集中力のある人は、長い目で見ると、単に精神的に安定した穏やかな人格になるばかりでなく、よく学業や仕事などで成功している人が多いように思われます。

 

③常に自分の心を、穏やかで平安な状態に保つトレーニングをする

 三つめは、これは、あまり知られていないかもしれないのですが、何らかの精神的な戒(いましえ)や教えのようなものに基づいて、「そう簡単に他の人を怒るまい」とか、「他の人を責めない」とか、「他人のせいにしない」などと、自分自身の心のコントロールを、心の課題にしているような人は、少々、自分の身の回りで、いろいろなごたごたが起きたり、他の人の問題に振り回されるような事態になったとしても、あまり精神的に動揺しづらいようなところがあります。

 私の文章では、これまでは、あまりこうした精神的な内容については触れてこなかったのですが、そろそろ、もっと霊的な話に踏み込んでもよい頃だと思うので、こうした心の話にも、少しずつ触れてゆきたいと思うのですが、一定以上の心の有段者のような存在を目指してゆく場合には、基本的には今述べたように、この世的にやるべきことは、しっかりとやり、また、言うべきことも、しっかりと言うけれども、自ら自身の精神的な進歩と安定のために、自分の心の中の波風はある程度、しっかり押さえて、できるだけ心穏やかで平安な、幸福な心境を守り抜くような精神的努力は、とても大切になるということです。

 

 続く・・・

 

  追伸

 私は、意外と元気ですので、それほど心配しないでください。ただ先週、先々週と同じように、今後も時々、世の中全体の波動が落ち着かなくなることがあると思われるので、それには多少、気をつけてください。

 

Cecye(セスィエ)

2013年10月29日 9:07 PM, 宗教、道徳



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