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世界の裏側に潜む「イデアの世界」の秘密について Part 10

②多くの人々の間違いや失敗の裏には、「光のイデアの世界」と「闇のイデアの世界」を、うまく両天秤にかけながら、多くの人々を操ろうとする闇の勢力の陰謀があった

 第二には、これは、もっと深い、というか、かなり手の込んだマインド・コントロールの手法になるのですが、実は、こうした形で、通常の物質世界の人々や生き物達の状況と、それとは、かなり対照的なイデアの世界、というか、深層心理世界の人々や生き物達の状況が成立している場合、これは、霊的に、かなり高度な視点を持っていないと、ほとんど分からないような話になるのですが、霊界でも、それほど高くない世界、つまり、この地上の世界に比較的近い五次元領域や、地上の世界では、どんなに霊的に優れた人間でも、そう簡単には、すべての仕組みが見破れないような、ちょっとややこしい霊的な状況になりがちだったのです。

 大まかに要点を述べると、以下のような四つの内容になります。

 まず第一には、おそらく、これは、たいていの人が、何らかの形で、多少、心当たりのあるような話になると思われるのですが、地上の世界において、また、霊界において、どんなに素晴らしい活躍をした、どんなに立派な業績をあげた人であっても、こうした訳の分からないイデアの世界、というか、ある種のXワールドのような所に、自分の意識の一部が飲み込まれてしまっている場合には、なぜか、何をやっても、本当の意味での達成感や自信が感じられない、とか、なぜか、何か、やり残している、とか、うまく行っていない、というような不思議な感覚に駆られることが、非常に多かったようなのです。

 その結果、霊的に見た場合、それほど頻繁に生まれ変わる必要のないような人々や生き物達まで、なぜか、特に大した理由もないのに、この物質世界に、何度も何度も生まれ変わってこなくてはならなくなるような、少し異常な霊的な状況に置かれがちであった、ということです。

 第二には、これは、冷静に考え直してみても、なかなか、よく分かりづらいような話になってしまうのですが、要するに、人間として生きているうちに、後から考えてみると、「なんで、あんな訳の分からないものに魅力を感じたのかな?」、とか、「なんで、こんな簡単な努力を怠ったり、確実に成功できる話を見逃したのかな?」、とか、「その時は、ある異性に、ものすごく強い魅力を感じたのだが、後から冷静に考えてみると、今の自分の夫や妻の方が、よほど素晴らしいと思うし、なぜ、そんなに魅力を感じたのか、全然、分からない」、などというように、特に異性関係や、それから、いろいろな判断事の面で、後から考えてみると、なぜ、そうしたのか、よく分からないような判断のミスや遅れが、結構、たくさん出てきてしまうようなところがあったようなのです。

 

 続く・・・

 

 

 追伸

 「イデアの世界」というのは、よくこのブログで取り上げているような、反世界、反次元のような世界と非常に関係の深い世界なのですが、とてつもなく混乱した、めちゃくちゃな世界なので、霊界の話の続きで書き始めたのですが、思いのほか、長くなってしまいました。

 話的には、よく映画や小説であるような、「最初は、素晴らしいユートピアのような世界だと思ったのに、その世界の裏のことが、よく分かるようになってきたら、とんでもない世界だった」、というような話になるのではないか、と思います。

 この光のイデアの世界と、闇のイデアの世界は、現在も問題を解決中、というか、統合中の話になるので、まだまだ全面的な解決には、おそらく、短くても数十年、長いスパンだと、数百年ぐらいはかかるのではないか、と思われます。

 

Cecye(セスィエ)

2013年6月6日 9:02 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 時間と空間の秘密



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