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原子爆弾について Part 5

4、宇宙的に見た場合、地球の核開発の模様は、あちこちの方面から、かなり強い懸念を持って危惧されただけでなく、万が一にも地球上で全面核戦争が起きたりしないように、宇宙連合から、さまざまな方法で秘密裏の干渉も行われていた

 さて、次には少し角度を変えて、それでは原子爆弾というのは、宇宙的には、いったいどのような捉え方をされているのかということについて、少し考えてみたいと思うのですが、大まかに要約すると、次のようなことが言えます。

 

①宇宙の歴史では、よく惑星文明の発達の過程で、核兵器の登場と二大国に分かれての軍拡競争の結果、全面核戦争が起こり、文明の崩壊、もしくは惑星自体の崩壊が起きたケースが多かったので、当時の宇宙連合では、地球の核開発競争に対して、かなり強い危惧の念を持っていた

 現在は宇宙連合の考え方もかなり変わってきているのですが、よく一昔前の宇宙人ものの話に出てくるように、当時の1940年代の地球の状況をモニターしていた宇宙連合の考えというのは、「ついに地球文明にも核兵器が登場し、二大国に分かれての大核開発競争の時代に突入したので、宇宙連合としては有力な政府の要人に秘密裏に接触して、外宇宙の情勢について非公式に知らせると共に、核兵器の開発はある程度仕方がないにしても、核兵器の使用に関しては、絶対に阻止するようにさまざまな手段で説得しなくてはならない」というような考え方の下に、当時の有力国の指導者達に秘密裏の交渉を行っていました。

 特に宇宙連合が懸念していたのは、宇宙の歴史では、時折、一部の惑星文明において、地球と同じような文明発達のプロセスにおいて、科学技術の進歩により核兵器が開発され、際限のない軍拡競争に陥った後に、何かの弾みで全面核戦争が勃発して、その惑星の文明の全面破壊、また場合によっては、その惑星自体の大崩壊が起きたことが何度もあった、というような経緯があったために、特に宇宙的にいろいろな方面から関心の高い地球の文明では、絶対にそうした核兵器を使用した軍事対決を避けさせなくてはならないということで、これは秘密裏のケースが多かったのですが、実際にかなりの実力行使も含めた大々的な政治、並びに軍事への介入を行っていた事実があります。

 逆に言うと例の闇の勢力の側としては、「ここで全面核戦争を起こして地球文明を破壊すれば、それ以降のアセンションなんて、完全無効だ」とばかりにかなり激烈に介入していたような状況があったのですが、ただ、これは正直に申し上げますが、当時のアメリカやソビエトを初めとする「核大国」と呼ばれる国々の指導者達は、多くの人々が思っているほど、それほど馬鹿でもなかったし、また、そう簡単に地球文明に対して壊滅的な破壊をもたらす大戦争を起こすような馬鹿な真似だけは絶対にしまいと、かなり真剣に考え、政治や軍事上の活動を行っていたということは、ここに付け加えておきたいと思います。

 

②宇宙的に見た場合、核爆発の影響は、地球のみならず、地球以外の他の惑星や恒星にとっても非常に危険なので、「やはり、できたら、やめてほしい」というのは、宇宙連合、地球意識、創造主の意思である

 第二には、それでは宇宙的に見て、核兵器は危険なのかということについて考えてみたいと思うのですが、これに関しては、二つの見方があります。

 まず第一には、これは高度な宇宙科学では、ほぼ常識のような見方になっているのですが、核兵器の爆発の衝撃は、地球という惑星にとってというよりも、この地球という惑星にいろいろな形で間接的につながった形で存在している他の惑星(意識)にとって非常に苦痛というか、害の大きいものであったということです(なぜ地球の意識について言明しないのかというと、核爆発以前の問題として、それまで非常に長い時代に渡って、地球の意識は、もっともっと非常に苦しい状況にあったからです)。

 第二に、これはもう少し先の科学技術の進歩によって、地球人もある程度理解できるようになるかもしれないのですが、実は、宇宙には核兵器なんて全然比較にならないくらいの、ものすごい破壊力のある武器がたくさんあって、それが、かつての大宇宙戦争の時代には、結構あちこちで使われていたような時代があったのです。

 ですから、そうした目で見ると、現在の地球にある核兵器であっても、宇宙的に見た場合には、それほどものすごい武器とは認識されていないということなのですが、ただ単純に惑星レベルで見た場合には、その後の核開発で生まれた非常に強力な破壊力を持つ、特に「水爆(水素爆弾)」に至っては、全面核戦争のような状況になり、地球上のあちこちで同時使用された場合には、かなりの確率で全地球の文明が、ほぼ全面崩壊に至ることがはっきりしているので、やはり人類にとってというよりも、地球の存続自体にとって非常に危険であったというのは、実際、間違いのない事実です。

 それでは現在の時点で核兵器というのは、地球にとって、いったいどのようなものなのかというと、これは、もう間違いなく「戦争上の使用どころか、核実験も含めて、できるだけやらないでほしい」というか、もっとはっきり言うと、「あちこちにいろいろな天変地異のような反動が出そうなので、できたら、やめてほしい」というような状況になっているので、そうした意味で、今日の世界中の国々の原水爆の開発、保有、使用をなるべく制限してゆこうとするような国際的な取り組みは、ありとあらゆる意味で霊的にも宇宙的にも合っているということが言えます。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2012年8月9日 9:03 PM, おすすめ記事 / 宇宙文明、古代文明 / 政治 / 歴史 / 科学、テクノロジー / 軍事



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