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現在の地球の経済や科学技術の発達レベルから見ると、本当は、せいぜい全人口の10パーセントぐらいの人々が代わる代わる働けば、それでほぼ全員、そこそこ豊かな生活ができるくらいの状況になってきている

 今回から私自身が、現代の経済について考えていることを、ザッとお話してみたいと思います。

 

現在の地球の経済や科学技術の発達レベルから考えてみる限り、本当は、せいぜい10パーセントぐらいの人々が代わる代わる交代で働いてゆけば、それで、ほぼすべての人々が十分、ある程度豊かな生活がしてゆけるぐらいの生産や流通の基盤や社会システムが、かなり前から確立された状態になっている

 これは、まだあまり聞いたことのない話になるのではないか、と思うのですが、現在の地球の経済や科学技術の発達レベルから見ると、国や地域にもよるのですが、特に先進国の場合には、本当は常時、せいぜい全人口の10分の1程度の人間が代わる代わる働いていれば、それで十分、全員がある程度、豊かな生活ができるくらいの生産や流通の基盤や社会システムが、すでに確立された状態になっているのではないか、ということです。

 それというのは、これは多くの人々が、「ああ、そうだ、そうだ」と、すぐに受け入れられるような内容なのではないか、と私は思うのですが、とにもかくにも一昔前の時代と違って、現代では、現在の地球にあるすべての生産設備をフル稼働させるような形で資源の浪費や、商品やサービスの供給を行うようなことをすると、単に誰も必要としないような商品やサービスで世界中が溢れ変えるような事態になるばかりでなく、実際問題として、瞬く間に環境問題で現在の地球は、すぐに持たなくなってしまうような大変な事態になってしまうのではないか、ということなのです。

 ですから、これは現在の地球の経済体制のように、単純な資本主義や競争の原理に基づく経済システムだけでは、基本的に全く説明できない話になってくるのですが、はっきり言って、現在の地球の経済や科学技術の発達レベルから単純計算して考えてみる限り、特に先進国の場合には、本当は、その社会の全人口のうち、せいぜい10分の1程度の人々が代わる代わる働くようなシステムにしておけば、それで、その社会のほぼすべての人々が十分、ある程度豊かな生活をしてゆけるくらいの生産や流通の基盤や社会のシステムは、もうすでにかなり前から確立された状態になっているのではないか、ということです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年12月12日 9:33 PM, おすすめ記事 / 政治 / 社会、文化 / 科学、テクノロジー / 経済



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