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霊的に見た場合、「その人の魂が、男性か、女性か」、というような霊的な性別は、実際にあるとも言えるし、ないとも言えるような微妙な要素がある

 今回から私が、これまで、ずっと何となく無意識のうちに避け続けてきたテーマ・・・、つまり、男性性と女性性について、何回かに渡って、考えてみたいと思います。

※最近、大変忙しくて、この話も先の原稿がないので、多分、飛び飛びになると思います。

 

霊的に見た男性性と女性性について

 現在までの地球では、男性と女性は体つきが違う上に、その上、性格的にも、かなりの違いがあるので、同じ人間であるにも関わらず、男性と女性は、いろいろな点で別の待遇を受けたり、別の扱いをされることが多かったのですが、ただ、近年のウーマンリブ運動の躍進などもあって、最近になると特に先進国では、「男性も女性も、できるだけ同じような待遇で扱うべきだ」、とか、「男性の中の女性的な面や、女性の中の男性的な面をもっと素直に認めるべきだ」、とか、「もし肉体が男性であっても、女性的な意識が強い場合には、女性的な服装や言動をしても構わないし、また肉体が女性であっても、男性的な意識が強い場合には、男性的な服装や言動をしても構わないのではないか」、とか、さらには、最近の医学の発達によって、「自分が生まれもった性別に、あまりにも強い違和感を感じて、仕事や生活上、かなりの不幸を強いられる場合には、本人の明確な意思に基づくのであれば、男性から女性へ、あるいは、女性から男性への肉体的な性転換も構わないのではないか」、というような社会全体の方向性にだんだん変わりつつあるようです。

 さて、こうした現在の地球の社会の動向を踏まえた上で、霊的宇宙的に見た場合、こうした男性性や女性性について、どう考えていけばよいのか、というと、実は、こうした男性性と女性性の問題については、古来から地球の文明において、さまざまな議論や騒動が続いたきたのとほとんど同じような理由で、霊的宇宙的にも、こうした男性性や女性性の問題については、それぞれの宇宙文明において、どう向き合ってゆくのか、というのは、古来から、かなり活発に、いろいろな議論や提案がされ続けてきたようなところがある、ということなのです。

 こうした霊的宇宙的な、かなり複雑な背景があるので、男性性と女性性について、お話しするのは、結構、難しいところがあるのですが、ただ、もし「アセンション」というテーマから類推される男性性と女性性について、述べるとするなら、それなりにうまく説明できないでもないので、今回から、こうした「アセンション」というテーマから、男性性と女性性の問題について、述べてゆきたい、と思います。

 

1、霊的に見た場合、「その人の魂が、男性か、女性か」、というような霊的な性別は、実際にあるとも言えるし、ないとも言えるような微妙な要素がある

 まず第一には、これは、単純な見解になるのですが、霊的にその人の魂として、男性か、女性か、というような性別があるのか否か、という疑問については、私の知る限り、「確かにある」、と言えるようなところもあるし、それにも関わらず、「本当は、やっぱりないのではないか」、と言えるようなところもある、ということです。

 つまり、いろいろな人々の人格の個性を霊的に詳しく調べてゆくと、例えば、ある人は、たくさんの生まれ変わりを通して、男性に生まれたり、女性に生まれたりして、いろいろな性別のいろいろな人種や民族としての男性と女性の体験をしてきた、と言えるのだが、だが、トータルで見てみると、どちらかと言うと、「この人は、男性的な面が強いかな」、と思われる人もいれば、どちらかと言うと、「この人は、女性的な面が強いかな」、と思われる人もいるので、こうした観点から見る限り、霊的に見ると、たいていの人は、男性に生まれたり、女性に生まれたりするような男性と女性の両方の体験をしていることが多いのですが、それにも関わらず、どちらかと言うと、男性のキャラクターが強い人と、女性のキャラクターが強い人の二種類のタイプがある、ということです。

 それでは、すべての人が、そのような形で霊的に見た場合、男性か、女性かに明確に分けられるのか、というと、それがそうでもなくて、そのような形で、ある時に男性の個性と認識されていた人であっても、時間の経過と共にいろいろな時代のたくさんの経験をしてゆくうちに、いつの間にか、だんだん女性の個性が強くなってくるようなことがあるかと思うと、今度は、その反対に、ある時に女性の個性と認識されていた人であっても、時間の経過と共に、同じようにいろいろな時代のたくさんの経験をしてゆくうちに、いつの間にか、だんだん男性の個性が強くなってくるようなこともあるので、霊的に何千年、何万年というような非常に長いスパンで見た場合には、「この人は、男性の霊で、この人は、女性の霊です」、などとは、なかなか、はっきりとは言えないようなところがあった、ということなのです。

 それは、いったい、なぜなのか、というと、これは、みなさん自身の経験に照らせば、ほとんど誰でも分かるのではないか、と思われるのですが、たとえば、現在のような平等社会の時代ではなく、一昔前のように男尊女卑で、結構、厳しい身分制の時代であると、何度も何度も男性として、生まれ変わっていると、「とにかく、朝から晩まで家族の糧を稼ぐために非常に重い責任を背負って、一生懸命、働き続けないといけない」、とか、「戦争があると、本当は逃げ出したくても、男の場合、戦争の最前線で刀や弓矢が飛び交う中で、とにかく、勇気を出して、戦わないといけない」、とか、「女子供なら大目に見てもらえるところを、男だと厳しい責任を負わされて、何でもやらされるような、ひどい目に遭うことがある」、などというように男性の人生というのは、結構、大変、厳しい、というか、重い責任を背負って、家族や民族を支えなくてはならなくなるようなことが多いために、そうした人生を何回も何回も繰り返していると、途中で、本当にもう生きてゆくのが心の底から嫌になってきて、「一度くらい女に生まれ変わって、人から優しく愛してもらったり、陰ながら人に尽くすような人生が送りたい」、とか、「一度くらい女で生まれ変わって、地味でもいいから、愛する人と静かに平和な人生を過ごしてみたい」、などと、本当に心の底から望むようになってゆくものなのです。

 その反対に何度も何度も女性として、生まれ変わっていると、「女は、どんなに一生懸命働いても、全然、誰も認めてくれない」、とか、「亭主がダメだと、いくら自分が努力しても、全然、貧乏暮らしから抜け出せない」、とか、「戦争になると男が主役だから、いくら自分が何か協力したくても、女子供だと、単なる足手まといにしかならない」、とか、「女は、いつも男の持ち物で、全然自由に生きられないから、もうほとほと、うんざりする」、などというように女性の人生というのは、結構、不自由、というか、さまざまな欲求不満を抱えて、地味な生活をし続けなくてならないようなことが多いために、そうした人生を何回も何回も繰り返していると、途中で、本当にもう心の底から女性の人生を毛嫌いするようになってきて、「一度くらい男に生まれ変わって、いろいろなことを自分が責任をもって、自由に采配するようなことがしてみたい」、とか、「自分が先頭に立って、家族や民族を守るために戦ってみたい」、とか、「自分の才能や能力を活かして、社会で十二分に活躍してみたい」、などと、本当に心の底から望むようになってゆくようなところがあるものなのです。

 その結果、これは、この世のみの視点では、なかなかよく分からないようなところがあるのですが、霊的な視点で、たくさんの人々の生まれ変わりを見てみると、何度か男性で生まれ変わった人は、意識的にか、あるいは、無意識的かは、ちょっと端から見ていると、なかなかよく分からないようなところもあるのですが、ある時点から、今度は、女性で何度も生まれ変わるようになっていったり、あるいは、その反対に、何度か女性で生まれ変わった人が、これも意識的にか、あるいは、無意識的かということは、端から見ていると、なかなかよく分からないようなところがあるのですが、ある時点から、今度は、男性として、何度も生まれ変わるようになってゆくことが非常に多い、ということなのです。

 

 続く・・・

 

 

 追伸

 私が、何をしていた人か、知りたい方が多いようなので、右上のプロフィール欄に、この世的に見た私の略歴を追加しておきました。

 ただ、このブログを読まれている方は、何となく分かるかと思うのですが、私の感覚としては、「この世的な人生での体験以外の霊的、あるいは、宇宙的な、いろいろな世界での経験の方が遥かに長かった・・・・・・・・・(以下省略・・・)」、というような感覚を持っているので、「まあ、この世的に見ると、こんな感じね・・・」、みたいな感じで理解しておいてくださると、幸いです。

 それとアセンション・シリーズのコーナーがあるのですが、一番最初の部分にシリーズの前書きの部分があったので、その文章を追加したので、興味のある方は、お読みください(アセンション――時間的世界の終焉と、光の宇宙と闇の宇宙への分離、そして、新たな光の時代に向かって――

 なぜ私が、この世的な年齢のわりに、いろいろな物事に通じているのか、ということの理由が分かります(すごい年配の人だと思ったのに、写真を見たら、自分が思ったよりも、全然、若そうに見えるので、びっくりした、という声があったので・・・)。

 

Cecye(セスィエ)

2011年11月11日 9:22 PM, おすすめ記事 / スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 宇宙文明、古代文明 / 私の霊的な仕事について



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