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カルマについて Part 6

②この宇宙の創造主の特別な計らいによって、近い将来のアセンション以降の世界では、多くの人々のマイナスのカルマは、ほぼ完全に清算される見込みが、現在、立ちつつあるので、その霊的な影響が、過去の時代に反映され、古代や中世の時代と比べると、近現代に入ると、多くの人々は、それほど敏感にカルマの感覚や罪の意識というものをあまり感じずに済むようになってきていた

 第二には、これも現在の地球であると、かなり理解しづらいのではないか、と思われる内容になるのですが、実は、もうそれほど遠くない将来に起こると言われている「アセンション」のプロセスによって、これは、本当にものすごい宇宙の「奇蹟」であるとしか全く言いようがないのですが、まずは一度入ったら絶対に脱出不可能と言われていた現在の低次元世界における、ほぼすべてのカルマというカルマというものを、この宇宙の創造主の特別な計らい、というよりも、もっとはっきり言うと、彼のかなり悲痛極まる努力の結果によって、清算し尽くせるような見込みが、現在の時点で、ほぼ確定するような状況になってきている、ということです。

 それゆえ、近い将来のアセンション以降の世界においては、これは、すぐにとは行かないのですが、そうしたアセンションした世界に生きる多くの人々は、現在の地球のように、「何か行動をするたびにカルマが発生する」、とか、「昔のカルマの影響で、自分の意思とは全く異なる体験をさせられる」、というような状況というのは、だんだん、ほぼ完全になくなってゆくようになる、ということなのです。

 これは、少し分かりづらいのではないか、と思われるので、もう少し説明したいと思うのですが、実は、近代以前の古代や中世の時代の地球では、結構、こうした「カルマの感覚」(何となく、過去生で自分は悪いことをしたから、今の自分の不遇な生活があるような気がする、というような感覚)、というか、もっとはっきり言うと、人間として生きる上での「罪の意識」(自分は、何かものすごく悪いことをしてしまったのではないか、というような感覚のこと)というのが、現在以上に非常に強いものであったようなので、そうした古代や中世の時代の宗教においては、とにかく、ちょっと何かあると、すぐに、「誰それを生け贄にして、神の怒りを鎮めないといけない」、とか、「自分の罪が許されるには、何か苦行や荒行のようなことをしなくてはならないのではないか」、とか、「何か悪いことをした人間が出たら、甘い懲罰(ちょうばつ)ではなくて、できるだけ痛々しい厳しい刑罰が必要なんじゃないか」、とか、「人間は、ものすごく大変な苦しい修行のようなことをしないと絶対に救われないんじゃないか」、というような話になってゆきやすかったのではないか、ということなのです。

 こうした感覚というのは、アセンションも、かなり進行している現在の段階になると、現代の人類には、だんだん、よく分からなくなってゆきつつある感覚なのではないか、というように私も思うのですが、要するに、特に近代以前の古代や中世の時代には、多くの人々が、近現代以上に、こうしたカルマの感覚であるとか、罪の意識というものを、ものすごく敏感にひしひしと感じやすかった、ということなのです。

 それが、現在進行中のアセンションの影響によって、だんだん、ここ数百年ぐらいの間に、地球人類の意識が大きく様変わりするようになってゆき、なぜか、あれほど昔の人々が怖れ、苦しんでいた、ものすごく重いカルマの感覚であるとか、深い深い罪の意識というものを、多くの人々は、だんだん、あまり感じないようになってきていた、ということなのです。

 つまり、古代や中世の時代の多くの人々の感覚と比べると、近現代以降の多くの人々は、時代が進むにつれて、昔よりも、より罪の意識が弱くなり、また昔よりも、よりカルマの意識が薄くなってゆきつつある、ということが言えるのですが、これが、もっと進んでいったアセンション以降の世界になると、ある程度、時間が経って、そうしたカルマの浄化が、宇宙レベルで進んでいった後には、はっきり言うと、「もう罪の感覚なんて、昔の人の様子を見ていないと、何だか別世界の話みたいで、よく分からなくなってきた」、とか、「地球で何度も生まれ変わっていると、カルマの問題というのは、ものすごく大きく感じたのだが、アセンション後の世界では、そうしたカルマの問題なんて、何のことだか、だんだん、よく分からなくなってきた」、などというような状況に大きく変化してゆくことになる、ということなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年9月28日 9:22 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観



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