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Q&A 亡くなった人々とコミュニケーションするには、いったい、どうすればよいのか? Part 3

3、自分の心を穏やかで精妙な状態にしてゆくことによって、わりと簡単に霊とのコミュニケーションは成立するのだが、霊とのコミュニケーションには、それなりの厳しい注意点があるので、何でも霊の言いなりになるような安易な霊信仰のようなことは、絶対に慎まなくてはならない

 第三には、やっと、ここから、そうした亡くなった人と、いかにして、霊的なコミュニケーションをとるか、というお話になるのですが、実は、多くの人々の思い込みとは、かなり違って、特にアセンションの進行している現在、そうした、もうすでに亡くなった人々というのは、案外みなさんのごくごく、すぐ近くに存在していることが、非常に多い、ということなのです。

 それというのは、現在、アセンションの進行に伴って、霊界とこの物質世界の境界というのが、一昔前と比べると、もうほとんど薄皮一枚ぐらいの状況にだんだんなりかけている、ということ、それから、霊界の中でも昔から、たいへん混乱した領域になっていた「幽界」や「地獄」が、もうほとんど消滅寸前になっている、というような二つの理由から、実は、もう現在では、昔のように、「ものすごく霊能力のある霊能者が、いろいろ難しい霊的な手続きをやって、やっと死後の世界にいる人間とコンタクトできる」、とか、「やっと霊界の人間にコンタクトできたとしても、何だか地上の世界の人間には、全く訳の分からない話をえんえんと聞かされるだけで、全然、意味がなかった」、などというようなことが、現在の時点では、本当にかなり大幅に減り始めるような状況になってきているからなのです。

 それゆえ、現在においては、地上の世界にいる人々が、そうした霊界にいる人々とコンタクトするのは、はっきり言って、一昔前の時代と比べると、本当に何百分の一と言ってもよいくらい、ずっとずっと簡単になった、ということが言えるのですが、それでも、たいていの現代人は、霊界の人間とコンタクトするのは、ものすごく特殊な難しいことであると深く信じ込んでいることが、非常に多いために、実際には、現在でも、そんなことをする人なんて、まだまだ、ほとんどいないような状況になっているのではないか、ということなのです。

 

霊界の存在達とコンタクトする際の注意事項について

 さて、再び話を戻して、霊界にいる人間とコンタクトをする方法を述べてみたいと思うのですが、その前にこうした霊的なことをする際には、どうしても、これだけは絶対に守ってもらいたい、というような絶対的な遵守事項のようなものがあるので、まずはそれについて、お話したいと思います。

 

①たとえ、霊界の存在達とコンタクトできたとしても、霊界と地上の世界の状況は、実際には、かなり異なっていることが多いので、霊界の存在達の言うことを何でもかんでも、そのまま素直に受け入れて、実行するような態度は絶対にとってはいけない

 まず第一には、これは、地上の世界の人間は、本当に全くよく分かっていないことが多いのですが、とにもかくにも「霊界」と呼ばれる場所にいる人々の感覚というのは、地上の世界の人々の感覚とは、あまりにも全く違うことが多いので、まずは何よりも、たとえ多少、彼らとのコンタクトが成立したとしても、「そこで彼らが言ってきたことを、そのまま全部やらなくてはいけない」、とか、「そこで彼らが話したことを、そのまま全部、受け入れなくてはならない」、などとは、絶対に考えてはいけない、ということです。

 ですから、よく、こうした霊的なことに関わる人の話を聞くと、「○○の霊が言ったので、その通りにやったけど、全然うまくいかなかった」、とか、「○○の霊の言ったことなんて、結局、全然インチキだった」、というような話を聞くことが多いのですが、これは、何もそうした霊界の存在が、本当にすべてがすべてインチキだった、とか、間違えていたわけではなくて、実際には、「彼らと、この地上の世界の人々の常識や感覚が、あまりにも違いすぎるために、それが起きてしまった」、とか、「霊界の人間の言うこと自体は、確かに合っていたのだが、それは、霊界とこの物質世界との時間感覚の差で、その話の予測は、実際には、全然、先の未来の話だった」、などというようなことがよくあるので、こうした霊界の人々の話は、常にある程度、割り引いて、聞かないといけない、ということです。

 

②どんなに偉い凄そうな霊的存在が出てきたとしても、あまりにも上から目線で、自分が嫌なことを次から次へと命令してくるようなタイプの存在とは、基本的に距離をとった方が賢明である

 第二には、これも、かなり多くの人々が、間違った理解をしていることが多い内容になるのですが、とにもかくにも、たとえ、どんなに偉いとか、凄いと呼ばれるような霊界の存在が出てきて、何か話したとしても、基本的に、「自分が、どうしてもやりたくない」、とか、「嫌だ」、と思うような内容に関しては、絶対に断固として、断り、言う通りに従ってはいけない、ということです。

 その理由は、このブログで、たびたび述べてきたように、「霊界」と呼ばれる所は、本物の神仏そっくりの偽神仏のような存在が、たくさん徘徊しているような場所であるために、「これは、本当にすごい本物の神仏だ」、と思えるような、まことしやかな話をしてくる霊的存在であったとしても、しばらく、そうした霊的存在の話に付き合っているうちに、「これは、本当は偽物だったのではないか」、などと、後々になってから、かなり厳しい形で自分の判断を切り替えなくてはならなくなるようなケースが、実際、この地上の世界では、非常に多いからなのです。

 それでは、そうした霊界にいる本当の神仏のような存在と、そうではない偽物の神仏のような存在を確実に見分けてゆくためには、いったい、どうすればよいのか、というと、実は、これは、たいへん難しい問題を含んでいるのですが、ごくごく簡単に言うと、基本的に、「自分が、あまりに嫌だ」、とか、「こんなことは、神仏の命令でもなければ、絶対にやりたくない」、などと思うようなことを、次から次へと、明らかに上から目線で、一方的に命令してくるような存在に関しては、基本的に距離をとった方が賢明なのではないか、ということです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年9月9日 9:12 PM, Q&A  / スピリチュアリズム、霊界 / 瞑想



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