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よく日本人全体に昔の戦争の戦争責任があるみたいな説明が行われることが多いが、実際には当時の大多数の日本人には、ほとんど何の戦争責任もなかったのではないだろうか Part 5

 さらにダメ押しで言うと「天皇」という呼び方についてなのですが、現実の実態としては、日本は、ずっと昔から隣の大国である中国からは一つ格下の「王」のような扱いを受けていたというのが歴史の実態だったのではないか(昔の日本の貴族文化は、ほとんど当時の中国のミニチュア的なパクリですから)ということと、それから地上の世界の片隅の一国(日本のこと)の王に過ぎないのに、「天」の「皇」(皇帝みたいなニュアンスでしょうか)というと、何となく、まるで天界(天国)の支配者や地上の世界や黄泉の国(死後の世界)を含むすべての世界の支配者みたいな印象を受けやすいので(日本の天皇や皇后や皇室(皇族)と、この宇宙の創造主や天使(天子も含めて)のような光の存在達とは、原則全く関係ありません)、私は現代的には、せいぜい外国と同じように昔の権力者の末裔という意味で「○○王」とか、「○○王女」とか、あるいは「皇室(皇族)」ではなく、「王室(王族)」と呼べば、十分なのではないかというような率直な印象を持っております。

※おそらく日本の歴史の話は嘘で、昔は隣の中国との関係から(昔の中国は、ものすごい大国だったので・・・)、「皇帝」の意味にも通じるような「天皇」という呼び方は用いずに「王」(「おおきみ」とか)などの呼称を用いていたように思われます。それというのは、そうした呼び名でないと、その時々の中国の皇帝から、「何、天皇だと!」、「そんな小さな島国の王が、いったい何を馬鹿なことを言っているのだ」などというように、すぐに角が立って外交や貿易が成り立たなくなってしまったはずなのと(実際、近代でも朝鮮との外交でそうした内容で揉めています)、それから元々の中国の漢字の意味での皇帝の「皇」や「帝」は、幾つものたくさんの国の「王」を支配しているかなりの超大国の王のような意味だったからです。

※当然のことですが、昔の仏教や道教などの宗教用語で説明されている「天皇」、つまり天界の皇帝(天帝)、西洋のGod、神のような意味の「天皇」や、北極星(昔は、北辰と言ったようですが・・・)を神格化した「天皇大帝(てんこうだいてい、てんのうだいてい)」と呼ばれる「天皇」(古代には、単に「天皇」と呼ばれていたようです)と、日本で古来から連綿と続いているとされる伝統的な王室(天皇制)の「天皇」や、現在、日本国憲法において、日本国や日本国民統合の象徴としている「天皇」、つまり地上の世界に生きる普通の人間の「天皇」という存在は全く別の存在のことなので、原則全く関係ありません(当たり前のことですね)。

 

 続く・・・

 

 

Cecye(セスィエ)

2011年8月6日 7:09 PM, 政治 / 歴史 / 社会、文化 / 経済 / 軍事



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