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Q&A 明るい霊界観と暗い霊界観について Part 1

 幾つか質問が来ているので、少しずつ、お答えしてゆきたいと思うのですが、どうも世間の人々を見ていると「あの世」とか、「霊界」とか、「死後の世界」などというと、大体、次のような四つの考え方を持っていることが多いようです。

 

1、暗く、ごちゃごちゃした死後の世界の様子を説くような宗教からは足を洗って、もう少し明るい、すっきりとした霊界観を持てるような考え方に乗り換えた方が賢明である

 まず第一には、これは日本を含めて東洋に多い考え方なのですが、「あの世」というと、もう死んだ人が、それこそ何が何だか訳も分からないような、ごちゃごちゃした状態で、何となく薄暗い所にたくさんいるというような霊界のイメージになります。

 こうした霊界観を持っている国というのは、そこで信じられている宗教が多くの人々に対して、かなりめちゃくちゃな、ごちゃごちゃした死後の世界のイメージを強要していると思われるので、これは、はっきり言って申し訳ないのですが、私は、個人や集団の幸福の観点から見た場合、こうした霊界観を強要するような宗教からは足を洗って、もう少し明るい、すっきりとした霊界観を持った考え方に乗り換えていった方が、そこの社会の人々の幸福にとっては、ずっと良いのではないか、というような印象を持っております。

 

2、死後の世界も、現在とほとんど同じような世界がそのまま続いてゆくというような霊界観を教えている宗教の場合、そのルーツをたどると、本当は多くの人々を、この世ばかりでなく、あの世においてまで完全支配したいというような権力者の邪な意向に基づいて作られた政治宗教である可能性が高いので、この場合も非常に注意が必要である

 第二には、これも東洋に多い「あの世」のイメージなのですが、肉体の死後においても、現在の物質世界とほとんど同じような世界に移動して、ある程度時間が経った後で、また再び地上の世界に生まれ変わってくるというような霊界のイメージになります。

 これは霊的に見た場合、かなりはっきりしていることなのですが、こうした霊界観を持っている国というのは、多くの人々を肉体を持って生きている間だけでなく、肉体の死後になっても、そのままその社会の権力者の意のままに動かしたいというような、かなり不純な目的で作られた宗教を信じ込まされている可能性が高いので、別に表立った形で反国家的な行動をとる必要は全くないのですが、できれば、そういうかなり不純な目的で作られた宗教からは足を洗って、できるだけ、もう少し明るい希望に満ちた霊界観を持てるような考え方に乗り換えた方が賢明なのではないか、と私は感じております。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年7月19日 9:18 PM, Q&A  / スピリチュアリズム、霊界 / 宗教、道徳



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