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暗闇の勢力によって、善良な人間の魂を利用して、偽神や偽天使といった、霊的にキラキラ光る偽物の光の存在達まで意図的に作られていた

 今回も、前回に引き続き、前に書いた文章からの抜粋になります(途中からで、分かりづらい方は、もう少し前の所から、お読みになることを勧めます)。

 

暗闇の勢力によって、善良な人間の魂を利用して、偽神や偽天使といった、霊的にキラキラ光る偽物の光の存在達まで意図的に作られていた

 第四には、実は、もう一つ、こうした宗教や霊的な体験において、よく目撃されたり、語られることになっている、あまり恐怖心を感じさせないような不思議な存在、つまり、いっけん、良い方の光の存在として感じられるような存在の中にも、似たような存在がいるのですが、これは、先ほど述べたような邪宗教や独裁国家の中における、いっけん、善良な人々の魂を利用して、計画的に作られているようなケースが、実際、現実にあった、ということなのです。

 つまり、こうした邪宗教や独裁国家においては、先ほど述べたような恐怖の側面ばかりでなく、たとえば、頭脳や能力の面において、非常にずば抜けていたり、あるいは、美貌や芸術などの面において、非常に秀でているような人間に対しては、そうした支配者への貢献度に応じて、だんだんと特権階級への仲間入りをさせてゆくことになるのですが(もちろん、これは、そうした社会の中でも、そうした社会の支配者に対して、素直で従順であるということが、最低条件になっているのですが)、その際に、「このAということは、やってもいいことだけれど、このA以外のBやCのような行為は、絶対にやってはいけないし、また、それ以前に、そもそも、そうしたことを考えることすら絶対にしてはいけない」、などというような、戒律や規則最重視の教育や思想訓練というものが、徹底的に行われるようになってゆきます。

 また、これも、こうした体制においては、よく使われる手法の一つであるのですが、自分が、仲間や同志であると、心底信じていたような人達と一緒に、自分としては、本当に、一生懸命、頑張って努力していたつもりであったにも関わらず、そうした努力や貢献とは、一切、関係なく、突然、そうした仲間や同志の一部が、裏切り者扱いや無能者呼ばわりされて、どこかに左遷されたり、追放処分されたり、強制収容所送りになってしまうようなことが、何度も何度も、自分の身の回りで起きてゆくことによって、たとえ、どのような訳の分からない非情な命令であったとしても、絶対に上の人間の言う通りにしなくてはならない(つまり、そうしないと、自分も、いつどのような目に遭わされるか、全く分からないので)ということを、それこそ、完全に頭の中に叩き込まれてゆくことになります。

 それから、これは、洗脳やマインドコントロールの手法としては、さらにもっと強力で怖い手法(精神的に狂気の世界に入ったまま、出てこれなくなる人が、必ず出てくるので)に入るものであるのですが、そうした邪宗教や独裁国の推奨する宗教や思想によって、「このような信仰と愛に満ちた生活を、心から送ることが、至高の善で、その反対に、こうした悪魔の誘惑には、絶対に乗ってはならない」、などというような、言ってみれば、地上の世界と来世の世界をも兼ね合わせたような、「天国への誘惑」と「地獄への恐怖心」によって、外面ばかりでなく、心の内面からも、それぞれの人間を、がんじがらめに縛り上げるような、一定の宗教思想に染め上げてゆくようなことが、大々的に行われることがあります。

 さらに、これは、霊的、あるいは、宇宙的な知識がないと、この地上の世界の知識や常識では、原則、全く分からないような内容であるのですが、たとえば、何か特別な霊的なイニシエーションに類するような行為を、そうした社会の政治や教育の場において、それとは、全く気付かせないような、ごくごく普通の日常的な手段でもって、その社会における、ほとんどすべての人々に行わせることによって、本当の、この宇宙の創造主である神ではなく、そうした社会の為政者であるとか、宗教家に対して、魂としての永遠の忠誠を誓わせて、絶対に彼らの世界から出られなくする、とか、彼らに対して、絶対に永久に逆らえなくする、というような、霊的、宇宙的に見ると、完全に悪魔儀式に相当するような不当な行為を、大々的に行っているようなケースが、この地球上の国家や宗教においては、結構、頻繁に見られる、ということなのです。

 実は、こうした邪宗教や独裁国家によく見られるような洗脳やマインドコントロールの手法を使うと、宗教や霊的体験などにおいて、時折、観察されるような、神や天使と、非常によく似ているのだが、何だか、少し怪しい感じがする、というような、いわゆる、「偽神(偽仏)」や「偽天使(偽菩薩)」といった、この世的にも、あるいは、霊的にも、ある程度、光り輝いて見えるような、言ってみれば、インチキの霊的存在というものですら、実際、現実に、いくらでも作れるようなところがあった、ということなのです。

 つまり、今述べたような邪宗教や独裁国の洗脳やマインドコントロールの結果、一体、どのようなことが起きるのか、というと、こうした洗脳やマインドコントロールの手法によって、五次元以上の光の宇宙領域に存在する本当の光の天国とは全く違った、非常に低い波動の次元領域、つまり、地上の物質世界に近い低波動の四次元領域の一部に、そうした本当の天国の世界と、いっけん、非常によく似ているけれども、よくよく調べてみると、本当は、全くインチキとしか言いようがないような、本物の天国の世界と、非常によく似た光に満ちた霊的世界を、なかば、人工的に作り上げることができた、ということなのです。

 そして、そうした偽物の天国の世界と地上の世界の間を(これとほとんど同様な地獄の世界の間も含めて)、ぐるぐると輪廻転生するようになってしまった魂達が、この地球系の生まれ変わりの世界においては、実際、本当に大勢出てくるようになってしまっていた、ということなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年7月1日 9:06 PM, アセンション・シリーズ 4



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