Light Symbol

光の勢力や闇の勢力の「光」と「闇」という言葉は、単なる象徴に過ぎないので、実際の光と闇とは、本当はあまり関係ない Part 2

2、霊的宇宙的な真実の観点から見ると、光ってる霊的存在を「神」、暗い霊的存在を「悪魔」と見るような単純素朴な世界観を持っていると、その霊的存在の本当の正邪というものは、全く見分けられなくなってしまう

 第二には、これは霊的な側面からの理由であるのですが、私の知る限り、次のような二つの理由から、こうした単純至極な「光」と「闇」についての認識を持つことは、実際には、たいへん危険なのではないか、ということです。

 

①強烈な光と慈悲のオーラを放つ悪魔のような存在もいれば、少し無機的な感じで、真っ暗な状態で現れてくる神仏のような存在もいるので、本当の霊的観点から見ると、その存在が光っているか暗いか、ということは、その霊的存在の正邪とは全く関係ないことがある

 まず一つめの理由は、これは現在の地球では、まだあまりよく知られていないような内容になるのですが、この宇宙における本当の悪魔的存在というのは、ものすごく宗教知識や教養が豊富で、まるで本物の神仏のように語ったり、振る舞ったりもするし、またその上、突然消えたり、出てきたりといった、まるで宗教的な奇蹟のようなことなんて、まるで朝飯前のように簡単にやってのけるし、さらには普通の人が見ると、「これって、絶対に本当の神仏だ」と錯覚してしまうくらい、ものすごい霊的な光を発したり、慈悲深いオーラを放って近づいてきたり、その上、結構、涙物の感動的なスピーチぐらい本当に、いくらでもやってのけるようなところがあるということなのです。

 その反対に、この宇宙における本当の光の存在というのは、相手を救うためなら別に神仏の格好ばかりでなく、普通の人間の格好や、あるいは動植物のような擬態でも、わりと平気でやってのけるようなところがあるし、また私の観察だと、あまり「光」というものに執着している様子がないので、それゆえ、大きな後光を伴って現れてくることもあれば、そうではなく相手に恐怖心を与えないために、あえて無機的な全く真っ暗な状態でやってくることすらあるなどというように、実は、この宇宙における光の存在だからといって、いつもいつもキラキラと、まぶしく光り輝いて現れてくるはずであるというのは、大きな間違いであるということなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年4月6日 9:24 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観



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