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どんなに優れた経文や呪文であっても、長時間に渡って、同じ経文や呪文を、ずっと唱えるような祈りや瞑想のスタイルは、霊的には、結構、危険なところがある

 今回も前回に引き続き、祈りや瞑想における注意点について述べたいと思います。

 

たとえ、いかに霊的に優れた内容であったとしても、短い経文や呪文のようなものを、ひたすら長時間に渡って、えんえんと唱え続けるような祈りや瞑想のスタイルというのは、結構、霊的には危険なところがある

 何か一つの短い経文や呪文のようなものを、えんえんと長時間に渡って、ずっと唱え続けるような祈りや瞑想のスタイルというのが、よく宗教にはあるものなのですが、これに関しては、次のような二つの問題があります。

①何らかの願い事やビジョンのようなものを非常に強く念じながら、そうした一つの経文や呪文を、長時間唱え続けているようなことをしていると、たいてい、その人の周りに非常に強力な低次元波動の磁場が形作られてしまうことになり、それ以降、高次元の光の存在からは、なかなかうまく正しい霊的な指導ができなくなってしまうことがある。

②たとえ、どんなに神聖で強力な経文や呪文のようなものであったとしても、それ以外のいろいろな霊的な知識の収集や経験の獲得というものをすべて否定し、単にそうした経文や呪文を声に出して、読み続けるだけの修行のようなことをしていると、霊的には、その人の意識が、どんどん硬く小さく固まってゆき、自由な発想や考え方ができなくなるような、いわゆる霊的な退化のようなものが始まることがある。

 このように、非常に神聖で霊的に効力があると言われるような短い経文や呪文を、ひたすら長時間、ほとんど同じような内容ばかり考えたり、あるいは、あまり何も考えることもなく、読み続けるような祈りや瞑想のスタイルというのは、いっけん非常に簡単で便利そうではあるのですが、霊的に見ると結構、危険なところがあるということなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年3月20日 9:22 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 瞑想



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