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宇宙的に見た地球における魂の体験の意味、その闇の側面と光の側面

 これまで何回かに渡って、述べてきたように、外宇宙の人々から見ると地球人の生活というのは、肉食の習慣や地球独特の宗教形態を初めとして、はっきり言うと、毎日の寝起きから日頃の話題や仕事のあり方や移動方法、さらには、結婚や子育てに至るまで、本当に隅から隅まで、かなりの驚きの目をもって、見られることになっている、ということが言えるのですが、ここで霊的、あるいは、宇宙的に見たこの事実について公開することを私自身も非常に心苦しく思うのですが、はっきり言って、こうした高次元の光の宇宙の世界の人々から見た現在の地球人の生活実態というのは、現在の地球人の感覚からすると、私達人間が普段、地面を這(は)うアリやミミズのような昆虫の世界の生活を見た時に感じるような感想とほとんど同じような感想を、彼らの多くは、現在の地球人に対して感じている、というのが、彼らの表向きの発言はともかくとして、その本当の本音なのではないか、というように私は率直に感じている、ということなのです。

 実際、外宇宙の人々の目から見た場合、この地球における肉体を通した生まれ変わりというのは、他のどの銀河系や恒星系でも、まずは絶対に体験できないくらい非常に変わった、また、ある意味で非常にめちゃくちゃな、ものすごい体験を本当に山のごとくすることができる、ということで非常に有名な所になっている、ということなのです。

 しかし、だからこそ、この地球系における肉体の体験というのは、本来、ただ一つの創造主の生命体から分かれて、生まれてきた自分自身の魂に対して、本当に極限の極限に当たるような「光と闇の体験」、すなわち、本当に自分が幸福の絶頂にいるような体験や、あるいは、その反対に本当に自分が不幸や苦しみのどん底になるような体験や、また本当に自分が、他の人々や動植物といったすべての生命と完全に一体であると心の底から感じられるような体験や、あるいは、その反対に本当に自分が孤独や絶望の極地に置かれるような体験や、それから、本当に自分が心の底から真実や愛というものを実感できるような体験や、あるいは、その反対に偽りや恐怖といった自分の心の奥に潜む闇の部分と、本当に真っ正面から厳しく向き合わなくてはならなくなるような体験などというように、本当に光と闇の両極端に当たるような、ものすごい体験をたくさん山のごとくすることができる、ということで、この宇宙全体の評価としては、この地球系における肉体による生まれ変わりの体験をすると、「本当の自分自身の真価を如実に知ることができる」、とか、「本当の神(創造主)との一体感や、本当の他の生命との一体感を知ることができる」(もちろん、その正反対の意味もあるのですが)、というような意味において、現在、全宇宙的に見ても非常に関心の高い、また、ある意味で、非常に人気のある観光スポットや遊園地のアトラクション(地球の人生では、他の宇宙では、絶対に例がないくらいの非常にリアリティーの強い体験を伴いますが)のような所になっている、ということでもあるのです。

 このように私達のいる太陽系や銀河系、その中でも、特にこの地球という惑星における肉体を通した生まれ変わりというのは、この宇宙全体においては、非常に特殊な扱いを受けたり、軽蔑視される一方で、その反面、一方では、この地球系の魂の経験を通して、高度な進化を遂げた魂達に対しては、宇宙的には、かなりの尊敬と称賛の目をもって見られるような部分があるし、また地球系での魂の体験というのは、それくらい大変な困難と難しさを伴うものとして、外宇宙の人々からは、明らかに認識されている、ということなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年2月10日 9:40 PM, アセンション・シリーズ 2



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