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宇宙的な宗教(科学)では、あらゆる二元性を超えた徹底的な幸福至上主義が貫かれていることが多い

 もちろん、外宇宙の人々であっても、ある意味で地球人とほとんど同じような敬虔な信仰心のようなものは、当然持ってはいるのですが、それが大部分の地球人の考えているような信仰の内容とは、はっきり言って、かなり異なった内容になっている、ということなのです。

 それでは、外宇宙の人々が、一般に考えているような信仰とは、一体、どのようなものなのか、というと、ここではページの関係上、ほんの触りの要点にしか触れられないのですが、まず第一には、地球の主だった宗教において説かれているような「二元性の対立」、つまり、「神(天使)と悪魔の対立」、とか、「善と悪の対立」、とか、「宗教と宗教の対立(宗派と宗派の対立)」、などというように、何でもかんでも二つ以上のセクトに分けては、お互いに優劣を競ったり、お互いにいがみ合ったり、争い合ったりするような概念というのがほとんど認められていない、ということです。

 第二には、これは、主だった地球人の宗教感覚とは全く正反対の概念に当たるのでしょうが、仕事と言わず、生活と言わず、人間存在、あるいは、生命存在のそのすべての面において、「とにもかくにも楽しいハッピーである」、ということが徹底的に肯定される、ということです。

 もちろん、そうした楽しさやハッピーさということは、自分だけでなく、できるだけ多くの人々の間で、たくさん分かち合われるべきである、というような地球人の言うところの愛の感覚と非常によく似た倫理観のようなものはあるにはあるのですが、それ以上に自分自身が、できるだけいつも幸福であることと、また、その結果として、できるだけ他の存在にも多くの幸福を分かち合ってあげること、というのが、地球以上に非常に重要視されている、ということなのです。

 

現在の地球上の大部分の宗教には、元々の開祖の意図とはかなり違って、闇の勢力の暗躍によって、不当に干渉され、ねじ曲げられたような部分が非常にたくさんあった

 このように何でもかんでも二つ以上の要素に分けては、お互いに対立させたり、競争させようとしたり、あるいは、常に自分自身の本能的な欲求や自由性を押さえつけては、我慢することや辛抱することを人間としての当然の人生観にしてしまい、そして、常に誰かの指示や命令通りに動かさせようとするような地球の主だった宗教における信仰と、この宇宙における一般的な宗教(宗教と言っても、ほとんど地球で言うところの科学に近い立場であるのですが)の信仰とでは、本質的にかなり異なった要素を持っている、ということなのです。

 それというのも、こうした地球の宗教形態というのは、世界的な大宗教であるような仏教にしても、キリスト教にしても、イスラム教にしても、また、それ以外のさまざまな宗教や宗派にしても、実は、そうした宗教を興した元々の開祖の本来の意図とは、かなり違った内容の宗教形態になるように、この宇宙の闇の勢力によって、地球の人類には全くよく分からないような非常に巧妙な形で干渉された結果、ある意味で意図的にねじ曲げられ、すり替えられてきたような部分が、非常にたくさんあったからであるのです。

 それゆえ、このような観点から見る限り、現在の地球の主だった宗教というのは、そうした宇宙的な闇の勢力による不当な地球文明への干渉によって、成立してきた「奴隷の宗教」や「政治宗教」、あるいは、一種の「ロボット教」のような宗教形態である、というのが、宇宙的に見た現在の地球の宗教形態に関する一般的な認識になっている、ということなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年2月9日 9:22 PM, アセンション・シリーズ 2



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