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光の宇宙の要素と闇の宇宙の要素が混在した、全宇宙のひな形としての地球と、それを司る「表象の原理」 Part 2

「表象の原理」とは何か?

 そうすると、こうした宇宙全体のひな形になっているような場所においては、一体どのようなことが起きるのか、というと、たとえば、どこか他の銀河や恒星系において、ある生命存在が何らかの意図に基づいて、何らかの現象を起こしたとすると、それが回り回って、なぜかそうした銀河系や恒星系とは、いっけん全く何の関係もないはずの私達の住む銀河系や太陽系でも、そうした現象と非常に似通った、ほとんど同じような現象が次々と巻き起こることになる、というようなことをこれは意味しているのですが、こうした現象を、この宇宙においては、一般に「表象の原理」と言って、説明しています。

 この「表象の原理」というのは、言ってみれば、この宇宙全体を一つの創造主の生命体とみなすような考え方、つまり、この宇宙というのは、いっけん、ほとんど無限に近いような、たくさんの全く別々の存在の寄せ集めのような世界に見えるのですが、ところが、より広大なマクロの視点から見た場合には、そうした、いっけん全く別々のたくさんの存在も、元々は、この宇宙の創造主が創造した存在の一部であるという点において、たとえ、いかなる存在であっても、そうした創造主の生命体と完全に切り離された存在など一切なく、この「宇宙」という一つの生命体の一部なのである、というような考え方に基づいて、この宇宙におけるあらゆる存在を、基本的に全く同一の一つの生命存在の「表象」とみなすと同時に、そうしたこの宇宙におけるあらゆる存在同士の間に、非常に複雑で密接なつながりや影響の「表象」を見い出してゆくような考え方であるのです。

 こうしたこの宇宙全体を一つの創造主の生命体として、見るような考え方に基づくと、たとえば、人間の肉体において、手足の痛みをまるで体全体の苦痛のように感じたり、あるいは、ほんの小さな内臓の病気によって、肉体全体が生命の危機に陥ることがあるように、この宇宙の中のほんの小さな生命存在の活動の影響が、全く思いもかけないような全く別の銀河系や恒星系の生命活動に対して、莫大なインパクトを与えることがあったり、また場合によっては、決定的な破壊や混乱を与えることすら現実にある、ということになるのです。

※「表象の原理」という言葉に関しては、現代の日本語で他に適切な言葉がないか、いろいろ考えたのですが、たとえ全体の中の一部分であったとしても、その中には、全体の中の象徴的な要素が必ず凝縮されて反映されることになったり、またその反対に、たとえ全体の中では、ほんの一部分であったとしても、その象徴的な要素は、何らかの形で展開されて、全体に反映されることになる、というような全体と一部の相対関係の原理を、現在の日本語で最も適切に表せる言葉として、そうした「表象の原理」という言葉を、ここでは使っています。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年2月6日 9:22 PM, アセンション・シリーズ 2



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