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多くの地球人は、本当に幸福になることよりも、そうした幸福になるための手段や、その維持のために、日夜、一生懸命、没頭したまま、止まらなくなるような不思議な習性がある

 前回に引き続き、高次元宇宙の人々から見た現在の地球の様子や感想についての話になります。

 

2、多くの地球人は、本当に幸福になることよりも、そうした幸福になるための手段や、その維持のために、日夜、一生懸命、没頭したまま、止まらなくなるような不思議な習性がある

 第二には、これも、彼らの目から見ると、非常に不思議に感じるような内容の一つなのですが、「どうして、地球人というのは、こうも無駄なことばかり、たくさん、やることに、強い生きがいを感じるのだろうか」、と、彼らは、感じることが、非常に多い、ということです。

 これは、別に宇宙人でなくても、現在の地球人であったとしても、よくよく冷静に、自分達の身の回りの国や世界の状況を見回してみれば、はっきり言って、誰でも、すぐに分かるような内容なのではないか、と私は思うのですが、現在の地球の状況を、外宇宙から、客観的な視点で見てみると、「なんで、あんなに大量の無駄なゴミが出るまで、たくさん物を作るために、大勢の人達が、朝から晩まで、汗水垂らして、働き続けないといけないのだろうか」、とか、「ここの星には、あっちも、こっちも、ほとんど似たような役割の仕事をしている人達が、たくさんいるけど、そんなことなら、社会全体で、もっと合理化して、みんなで協力体制を作って、代わりばんこに働くようにして、それで、働かなくてもいい人達は、みんな自分の好きなことをして、楽しく過ごせばいいんじゃない?」、とか、「お金を稼ぐために、みんな働くというけれども、そんな、お金なら、今では、もう地球中、溢れるくらい溜まっているのに(何千兆というような、大量の投機に回っている、お金のこと)、一体、いつになったら、地球の人達は、お金のために働き続けるのを止めるの?」、などというような感想を、彼らは、持っていることが、非常に多い、ということなのです。

 つまり、現在の多くの地球人というのは、端(はた)から見ると、まるで、暴走して、止まらない、無数のコンピューターやロボットの群れのように、「そもそも、一体、何のために働き始めたのか」、ということすら、完全に忘れた状態の中で、とにかく、「一生懸命、働き続ける」、ということ自体に、ものすごく、強い意義や目的意識を感じるようになっている、というような、機械で言えば、まさしく、一種の集団暴走状態のような状態になってしまっている、ということなのです。

 これは、冷静に考え直してみないと、ちょっと、よく分かりづらいのですが、例えば、仕事をするのであれば、「この程度の豊かな生活ができるようになりたい」、とか、あるいは、何かの事業を興すのであれば、「こうした社会のニーズを、完全に満たせるようにしたい」、などというように、どんなことであっても、たいてい、まず最初には、何らかの目的があって、そうした仕事を始めたり、何らかの事業を興したりするものであるのですが、ところが、現在の多くの地球人というのは、そうした仕事や事業を始めると、そのうち、最初の目的というのは、すっかり、どこかに飛んで行ってしまい、やがて、そうした仕事や事業そのものを、ずっと同じように維持すること自体に、だんだん、ものすごく、強い意義や目的意識を感じるようになっていってしまう、ということなのです。

 つまり、「幸福の青い鳥」の話ではないのですが、毎日、大変な不幸を感じているような、多くの人々が、いざ、幸福を求めて、いろいろな仕事や事業に乗り出すようになること自体は、とても良いことなのですが、ところが、多くの人々は、その途中の過程で、いつしか、肝心要の「幸福になる」という目的の方は、すっかり、どこかに忘れていってしまい、そして、自分達自身の幸福よりも、そうした幸福になるための仕事や事業そのものの方が、ずっとずっと大切である、と深く信じ込んでしまうような、非常に不思議な習性を持っている、というように、現在の多くの地球人は、外宇宙の人々の目からは、はっきりと認識されている、ということなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2010年11月25日 9:25 PM, 宇宙文明、古代文明



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