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長い宇宙の歴史の中で、ほぼすべての魂が、高次元世界での最高の光の体験と、低次元世界での最低の闇の体験の両方を体験し続けてきた

 今回は、物質世界の時間の概念についての説明の10回目になります。

 

長い宇宙の歴史の中で、ほぼすべての魂が、高次元世界での最高の光の体験と、低次元世界での最低の闇の体験の両方を体験することになっていた

 前回述べたように高次元宇宙と、私達の活動している物質世界を含む低次元宇宙というのは、因果関係的には、全く正反対の要素を持っているということなのですが、それでは、なぜ、いっけん物質世界の説明とは少し離れるような、そうした高次元宇宙と低次元宇宙の因果関係の説明をしたのかというと、実は、これが理解できないと現在、なぜ私達が、天国の生活とも、よく比喩されるような高次元世界にいるのではなく、はっきり言って、それとは、かなりほど遠い、幸福と不幸が共存したような、この低次元の物質世界にいるのかということの理由が、なかなか、よく分からないからなのです。

 これも時間的な因果関係は、非常にややこしくなるので、細かい説明は省略しますが、つまり現在、この物質世界で活動している多くの人々や生命達というのは、非常に長い期間に渡って、そうした高次元宇宙と呼ばれるような光に満ちた至福の楽園のような所で、平和に仲良く共存しながら楽しく生活していたわけなのですが、その途中経過(高次元宇宙から見た場合)というか、その最初と最後の時点(低次元宇宙から見た場合)において、現在、私達が体験しているような幸福と不幸が、かなりごちゃごちゃに入り交じったような光と闇の混在する物質世界の中で、どうしても一種の苦行のような生活をやらなくてはならなくなるというような、そうした宇宙全体の歴史のドラマ、というか、宇宙全体の歴史の大きな荒波の中に巻き込まれざるを得なくなるような魂の定めのようなものが、この宇宙における、ほぼすべての魂には、元々課されていたようなところがあったということなのです。

 それゆえ、そうした高次元宇宙と低次元宇宙の間の複雑極まる歴史の過程の中では、この宇宙における、ほぼすべての魂が、「創造主」と呼ばれるような光の存在と、本当に一つになるような最高の至福や恍惚の体験をしたり、また、その反対に「偽創造主」や「偽キリスト」とも呼ばれるような暗闇の存在と、完全に一緒くたにされるような最低の苦痛や悲しみの体験をしたりするような、いわゆる究極の光と闇の体験の両方を、その途中経過においては、本当に何度も何度も味わうことになってしまっていたということなのです。

 それが現在、この物質世界における時間の最後、つまり、アセンションを前にして、そうした最低の苦痛や悲しみの体験をもたらすような暗闇の世界というのは、だんだん少なくなってゆき、そして、高次元世界のような最高の至福や恍惚の体験ができるような光の世界に、この世界全体が、だんだん大きく変わってゆきつつあるということなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2010年9月25日 9:36 PM, 時間と空間の秘密



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