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物質世界は、まるで万華鏡の中の不思議な世界のような所である

 今回は、物質世界の時間の概念に関する説明の8回目になります。

 

 これは、スピリチュアル系やニューエイジ系の書物や情報では、もうすでによく言われているような内容の一つになるのですが、実は、高次元の世界から私達の活動している、この物質世界というものを見た場合、基本的に時間の流れというものが全く存在せず、私達から見たところの過去、現在、未来のすべての時間が、そうした高次元の世界の人々から見た場合には、すべて現在ただ今の、ただ一つの時間しかないように見えているということなのです。

 

高次元の世界から物質世界を見ると、私達の感じている世界とは全く違った、まるで万華鏡の中の不思議な世界のように見えてくる

 これは、こうした時間論に慣れていない人には、なかなか理解が難しい内容になってくるので、ここでは、少し例をあげて説明したいと思います。

 例えば、そうした高次元の世界にいる人々が、いろいろ自由に考えたり、行動したりしていて、ふと彼らから見ると、よい低次元の世界に当たる現在の地球の様子を見てみたとします。

 そうすると、そうした低次元の世界に長い間、住んでいる私達地球人の感覚としては、「過去は、すでに自分の記憶や歴史上の出来事としてあるだけで、もう何も変更することができない」とか、「現在に関しては、今できることを、とにかく精一杯やるだけだ」とか、「未来のことは、いくら、いろいろ考えてみたところで、実際には、その時になってみないと、どうなるか全く分からない」などというような感覚を持って、そうした時間というものを考えていることが多いのですが、ところが高次元の世界の人々の目から、そうした私達物質世界の人々の時間というものを見てみると、「なんで同じ人が、時間という区切りごとにたくさんいて、違うことをしているのかな?」とか、「その経験が嫌なら、その隣(過去のこと)の自分がしているその選択をやめれば、それでいいんじゃないの?」とか、「なんで同じ自分が、今やっているだけのことなのに、いちいち過去のことを思い出せないとか、未来のことが分からないなんて言ってるのだろう」などということになってきたり、また、さらに空間のことまで含めると、「なんで、ここの世界は、時間ごとだけならともかくとして、その上、いろいろな空間の場所ごとに同じ人間が無数にいるんだ!」とか、「ここの世界の人達は、時間が一本道だと深く信じ込んでいるみたいだが、ここから見ると空間だけでなく時間まで、あっちこっちに枝分かれしていて、同じ人がたくさんの違う時間の世界の経験をしているのに、なんで、ここの人達は、それが全然分からないのだろう」などという具合に、ほとんどハチャメチャというか、はっきり言うと、ほとんど万華鏡の中の不思議な世界か、もしくは、巨大な迷路の中の袋小路に迷い込んでいるようにしか全く見えないということだったのです。

 それゆえ、こうした高次元の世界と呼ばれるような霊界や進んだ宇宙文明からのチャネリングやコンタクトものの本や情報などを読んでみると、普通の人の感覚では全く分からないはずの数十年先の未来の出来事を、まるで当然の出来事のように、パッと言い当てられたりするとか、訳の分からない並行世界の話を、さもものすごく重要な出来事であるかのごとく、一生懸命聞かされたりするとか、私達の知らない遥か未来や過去の出来事を、まるで今そこで起きたばかりのニュースのように細かく説明されるなどというようなことが、実際、よく見聞きされることになるのですが、それというのも、そうした高次元世界の人々の目から見た場合には、現在の地球人の空間や時間の感覚とは全く違った非常に不思議な異次元の世界が、私達地球人の身の回りには、非常にたくさん展開しているように見えていたからであったということなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2010年9月23日 9:37 PM, 時間と空間の秘密



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