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アセンションに関する三つの未来のシナリオ Part 4

物質世界のアセンションが、ゆっくりとした大変化になる三つの理由

 これは、一体どういうことを意味しているのかというと、実は、現在の延長線上の未来の時間のシナリオとしては、次のような三つの理由で今述べたような形の非常に中途半端な形のアセンションしか現時点では、最も良い未来のシナリオとは、とてもではないが言うことができない、というような非常に複雑な理由があるからなのです。

 

理由その1—地球人の集合意識の中に渦巻く莫大な執着の想念

 その第一の理由としては、現時点における地球人全体の意識の状態を高次元の世界から客観的に眺めた場合、「まだまだ、○○し足りない」とか、「もっともっと○○したかった」というような欲望とも未練ともつかないようなかなり異常な想念が、地球中、あっちもこっちも溢れ返っているような状況になっているので、ここで突然、この物質レベルの地球の状態を180度大転換して全く違った状況に変化させるようなことを起こそうとしても、現在の状況であると、おそらく、まだほぼ全員、この物質世界に留まろうとするか、もしくは、いったん離れても再び、すぐに舞い戻ってくる可能性が極めて高いので、とてもではないが、そうした突然の地球の物質世界の大変化というのは、現在の段階では起こせない、というような高次の霊的存在達の明確な判断があるということです。

 

理由その2—まだ、たくさんの人々や生き物達が、多重世界の混乱に巻き込まれたままになってしまっている

 第二の理由としては、これは宇宙的には非常に評判が悪い内容になるのですが、実は、この地球というのは、現在の多くの地球人には、表面意識的には全く分からないような、とんでもない霊的な食べ物というのが、非常に豊富にある有名な場所になっているからであるということなのですが、それでは、その霊的な食べ物とは、一体どのようなものであるのかというと、これは、ここではあまりはっきり述べられないのですが、霊的宇宙的な観点から見ると、この地球というのは、この宇宙の創造主というよりも、そうではない、かなり悪意をもった偽創造主というか、偽神、もしくは、本当の悪魔のような存在のかなり高度なトリックによって完全支配されていた一種の奴隷管理区域のような場所であったので、それゆえ一度でも、この地球系の輪廻の枠組みに入ってしまうと、物質世界はともかくとして、多次元的、つまり仮想現実のテクノロジーを駆使した多重世界的には、これは言いにくいのですが、人間同士というか、人間も含めたいろいろな生き物同士の間で、そうした人間や生き物達には、表面意識的には全く分からないような形でお互いに殺し合いや食べ合い、それから性的な倒錯まがいのことを無意識のうちに、本当に日常的に強制的にたくさんやらされることになってしまっていたので(これが人間のいろいろな異常心理の原因になっています)、これが原因となって、たとえどんなに霊的に優秀な魂であったとしても、この地球系の輪廻に一度でも入ってしまうと、まるで麻薬中毒患者のように自分自身の魂の本質というものをすっかり忘れて、まるで夢遊病患者のようにほとんど意識を消失した状態で、何度も何度も生まれ変わり続けることを余儀なくされるような大変な所であったということなのです。

 こうした自分の表面意識では、なかなか理解できないような多重世界におけるさまざまな出来事の影響によって、現在の地球系の輪廻の世界にいったん入ってしまうと、はっきり言って、よほどの幸運でもない限りは、まずは絶対に誰も出ることができないというような、かなり危険な霊的な状況が、これまでの長い時代の間、この地球では、ずっと続いていたのですが、現在、アセンションを前にして創造主を中心とする光の勢力によって、この表面意識のレベルではなかなか解決できないような、そうした多重世界の大浄化ということが非常にパワフルに行われております。

 それゆえ私の予測では、そうした多重世界の浄化に関しては、多分、最悪のものについては、あと数年以内に、ほぼ浄化が完了するだろうと思われるけれども、現在の感じだと、ひょっとしたら、2012年末を過ぎても、いろいろな意味で結構長く引きずるかな、というような率直な感想を持っているので、こうした状況から見る限り、今の時点では、2012年末のアセンションと言っても、突然の大変化は少し難しいのではないか、というような感想を私は持っています。

 

理由、その3—現在の地球文明は、宇宙的に見ても最高と最低の入り交じった、かなりややこしい状況になってしまっている

 それから第三の理由としては、これもかなり言いづらいのですが、実は宇宙的に見ると、現在の地球の文明というのは、はっきり言って、本当に「これって、本当に最低で最悪!」としか言いようがない部分と、その反対に「これって宇宙レベルで見ても、絶対にあり得ないほど、スゴすぎる!」という部分の両方を兼ね備えた「本当に最高かつ最低の場所である」ということが言えるので、現在の推移であると、そう簡単にこの宇宙の創造主が、これらを全部いっぺんに木っ端みじんにぶっ壊すというのは、客観的に見て少し考えられないのではないか、というように私は感じているからです。

 このような三つの理由から考えてみると、現在のところ、この地球の将来のシナリオとしては、霊的には2012年の末頃、おそらく、かなり高度な次元上昇を遂げて、アセンションする可能性が非常に高いけれども、物質的には、少しの間はあまり大きな変化はせずに、現在とあまり変わらないような世界の状況が、そのまましばらくの間は、ずっと続いてゆく可能性が非常に高いのではないか、ということなのです。

 

アセンションがあると言っても、物質世界における普通のライフスタイルや将来設計は絶対に崩さずに、それぞれの人が最高に幸福な人生を目指すのが、現在のところ、最も最善の選択である

 それゆえ、「アセンション」というタイトルのこのブログの内容としては、誠に不適切な内容であるとは私も思うのですが、近い将来、アセンションがあると言っても、だからと言って大騒ぎしては、いろいろ訳の分からないようなことに次々と手を出すような生活をするよりかは、今のところ、数年、数十年先の自分や家族の将来というものをしっかりと見据えて、最高に幸福で充実した毎日を過ごすようにしていった方が、私はずっと素晴らしい人生が送れるのではないか、というように率直に考えております。

 このように主に近未来のアセンションのプロセスというものを見てみると、大体、以上のような三つの未来のシナリオが考えられるのですが、現在のところ、三つめの未来のシナリオが最も有力な未来のシナリオになっているということが言えるでしょう。

 

Cecye(セスィエ)

2010年8月19日 9:18 PM, アセンションする未来のシナリオ



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