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霊的、歴史的な観点から見た現在の中国について Part 2

歴史的な観点から見た現在の中国の状況について

 それで、そうした20世紀の歴史の流れから、21世紀初頭の現代の辺りの時代を見直してみたいと思うのですが、21世紀初頭の現在は、そうした第二次世界大戦時の主要な枢軸国だった日本やドイツやイタリアなどの国々は、現在の国連を中心とする平和的な世界の体制を強くリードする国々に大きく変わってしまっています。

 ところが、そうした観点から見ると、現代の時代には、少し前の時期からロシアや中国などの国々が、そうした欧米の国々に対して、数十年前の冷戦時代の流れからか、時折、様々な機会に対立したり、多少ごちゃごちゃした混乱が起きるようなことが多くなってきているようなところがあるわけです。

 ロシアについては、もう別の機会にたくさん述べているので、ここでは割愛したいと思うのですが、はっきり言ってしまうと、どうも21世紀初頭の現代の辺りの時代には、現代の中国が、昔の大日本帝国とやや似た形で、だんだんアメリカやヨーロッパの国々から敵視されたり、非常に警戒されたりするような状況になっていっているようにも感じられるので、非常に注意が必要なのではないか、というように私は感じているのです。

 つまり今から百年ぐらい昔の時代には、当時の大日本帝国は、当時の欧米列強の国々とは、軍事的なものも含めて、わりと親しく交流するような国際関係になっていたのですが、ところがその後、特に世界恐慌の後、当時の世界のあちこちに経済ブロックが生じるうちに、当時の大日本帝国は、経済的にも政治的にも軍事的にも、だんだん追い込まれてゆき、軍国主義化して、やがて当時の欧米の国々と戦端を開くようになっていったわけです。

 ですので、当時も黄禍論(こうかろん、おうかろん)のようなアジア系の人々を差別したり敵視したりするような思想がありましたが、21世紀初頭の現代の辺りの時代は、気をつけておかないと現在の中国が、そうした立場に追い詰められてゆく可能性もあるので、とても注意が必要なのではないか、ということなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2025年4月4日 9:03 PM, 予知、予言、未来予測 / 政治 / 歴史 / 現在のアセンションの状況 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 経済 / 軍事



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