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職業と人生 Part 34

⑭芸能界の仕事について

 第十四には、これは、多くの人々から非常に羨望の目で見られるわりに、その当人としては、場合によっては、結構、大変な不満やストレスを感じやすい種類の仕事になるのですが、いわゆる、芸能関係の仕事についての話になります。

 こうした芸能関係の仕事というのは、現代だと多くの人々が、子供の頃からテレビや映画などで、日常的によく目にしやすい風景になるので、多くの人々が、わりと単純な動機で、「ああいう業界に入ったら楽しそうだな」、とか、「あんな風に人気者になったら、幸せなんだろうな」、などと考えやすい非常に華やかな仕事ではあるのですが、ところが、ひとたび、そうした業界に入ってみると、結構、地味なレッスンや作業の繰り返しが多かったり、一部の人気や才能に恵まれた人々は別として、それ以外の大多数の人々は、少しでもチャンスをつかもうと必死に頑張っていたり、また場合によっては、あまりよくない裏話をたくさん聞かされたり、長い下積み生活を余儀なくされたりすることもあるので、実際には、見た目の楽しさや華やかさとは裏腹に、かなり厳しい競争社会になっていたりして、なかには、すっかり嫌になってしまう人もいるようです。

 さて、それでは、こうした芸能関係の仕事に関しては、いったい、どのようなことが言えるのか、というと、これは、そうした仕事に関わった人々の本を読んだり、そうした人々の話を直接聞いてみるのが、一番良いとは思うのですが、はっきり言うと、一見、どんなに下手で地味そうに見える芸人のような人がいたとしても、そうした芸能界の片隅で、ずっとしっかり仕事を取り続けているのであれば、そうした人は、本当のその人の才能や能力を隠して、多くの人々を楽しませるために、あえて、わざと少し地味な馬鹿な役を買って出ているだけであるということを、ある程度、しっかり理解できるくらいのこの世的な知恵ぐらいは、あらかじめ持ち合わせていないと、そうした芸能界で長く活躍できるようなタレントになるのは、正直言って、かなり難しいところがある、ということが言えるようです。

 それでは、こうした芸能界で活躍するためには、どうすればよいのか、というと、ここでは、本当に大まかなことしか言えないのですが(私は専門ではないので・・・)、大まかに言うと、次のような二つのことが言えます。

 一つめは、もし、ほんの少しでいいから芸能界の雰囲気を体験してみたい、というような感じではなく、何らかの専門分野で、その道のプロとして、しっかり芸能人になってみたい、ということであれば、できるだけ年齢の若いうちに、そうした芸能関係の劇団やスクールのようなところに所属して、まずはとにかく、その道の片端でもよいので、少しでもプロのレッスンや実際のライブのようなものを体験した方がよい、ということです。

 それというのは、特にこうした芸能事というのは、単なる思い込みや気持ちぐらいでは、なかなかうまく行かないことが多いので、どんなに片端の役回りでもいいから、実際に自分の身でやってみて、その時々の自分自身の感覚や観客の反応を見ながら、様々な体験を積んでゆかないと、本当の自分の才能の良し悪しや、自分の向かうべき方向性や、どんな努力をしてゆけばよいのか、ということが、なかなかよくわからない状況になってしまうことが多いからです(あと、先行きの見通しが無理そうなら、早めに方向転換できるということもあります。それから、もし結果として、途中で、うまく行かなくなったとしても、そうした業界での体験は、それほど無駄にはならないものだとは思います)。

※それから、これは芸能界のような世界も、スポーツのような世界もほとんど一緒だと思うのですが、たいてい、わりと少数のスターのような人々を中心に非常に大勢の人々がテレビや映画を観たり、音楽を聴いたり、劇場やスタジアムに通ったりするようなエンターテイメントやアミューズメントの世界というのは、最初の頃は、あまり目につかないのですが、そうした少数の人々の周りで、様々なプロデュースをしたり、企画を立てたり、様々な興行やプロモーション(広告宣伝)を行ったり、たくさんのグッズを販売したり、あるいは、裏で細かな世話をしたりするような非常に多くの専門能力を持つ人々が関わって、言ってみれば、あちこちにたくさんのチームがあって、活動しているようなところがあるので、もし自分は、そうした表舞台の花形には、あまり向かないと判断された場合には、そうした芸能界に間接的に関わるような仕事に就くような選択肢もあります。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2015年5月11日 9:03 PM, 人生観、世界観 / 成功論、繁栄論 / 芸術、美



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